舌回しのデメリット3選|メリットや注意点について解説!

舌回し デメリット メリット 注意点

「舌回しには、デメリットもあるって本当?」
「舌回しのメリットについても知りたい!」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

舌回しには、噛み合わせの改善や咀嚼力の向上など、さまざまなメリットがあります。

しかし、健康面で嬉しい効果が多いからといって、やり過ぎてしまうのは危険です。

舌回しには、注意すべきデメリットも。

そこで本記事では、舌回しのメリット・デメリットや実践するときの注意点について詳しく解説していきます。

舌回しは、いつでもどこでも手軽に行え、健康だけでなく美容にも効果的です。ぜひ参考にしてくださいね。

舌回しのデメリット3選

舌回しには、数多くのメリットがあるといわれていますが、やりすぎてしまうとデメリットになるため注意しなければなりません。

舌回しのやりすぎで起こり得るデメリットは、下記の3つです。

  • 顎への負担が大きくなる
  • エラが張る可能性もある
  • 口内炎ができる恐れもある

順番に見ていきましょう。

顎への負担が大きくなる

舌回しは、普段はあまり使うことのない「舌の筋肉」を動かすことになります。

そのため、やりすぎてしまうと顎関節に大きな負担がかかり、最悪の場合「顎関節症」を引き起こしてしまうのです。

また、顔や口周りの筋肉を酷使してしまうため、痛みやこわばりといった症状が出る可能性も。

回数をしっかり決めて、無理のないよう行うようにしましょう。

エラが張る可能性がある

舌回しをしすぎてしまうと、エラが張ってしまう可能性もあります。

舌回しでは、顎を閉じる際に使用する「咬筋」も使うことになるため、必要以上に発達するとエラが張ってしまうのです。

また舌回しのしすぎは、エラの周りにある筋肉が固まってしまい、顔が大きく見えてしまいます。

適度の回数を意識し、舌回しの後は、筋肉をゆっくりほぐしてあげましょう。

口内炎ができる恐れもある

舌回しにおけるデメリットの3つ目は、口内炎ができてしまう恐れもある点です。

舌回しの際に、下が歯にぶつかり、舌が傷ついてしまうケースも。舌の表面に傷がつくと、口内炎ができやすくなってしまいます。

また、口の中に細菌が繁殖していると、そこから口内炎に感染してしまうかもしれません。

舌回しを行うときには、やりすぎに注意するだけでなく、口の中の衛生状態を保って取り組むようにしましょう。

舌回しのメリット6選

舌回しのデメリットについて解説してきましたが、その一方で、たくさんのメリットがあるのも事実です。

舌回しの主なメリットには、下記の6つが挙げられます。

  • 噛み合わせのズレを予防
  • 唾液の分泌を促進
  • いびきや無呼吸症候群の改善
  • 滑舌の改善
  • 咀嚼力の向上
  • 美容的な効果

ひとつずつ解説していきます。

噛み合わせのズレを予防

舌回しのメリット1つ目は、噛み合わせのズレを予防する点です。

舌回しを行うことで、口周りや舌の筋肉が鍛えられます。

舌の筋肉が鍛えられると、舌の位置が正しい場所に安定するため、歯並びや口呼吸の悪化も防ぎます。

また、筋肉が均等に使えるようになりますので、噛み合わせの改善にも期待が持てるでしょう。

舌の正しい位置や舌回しトレーニングについては、下記の記事で詳しくまとめています。

舌の正しい位置を知ろう|改善トレーニング方法を解説!

唾液の分泌量を促進

舌回しのメリット2つ目は、唾液の分泌量を促進することです。

舌回しは、唾液腺に刺激を与えるトレーニング。唾液には、むし歯や歯周病・口臭を予防してくれる働きがあります。

唾液には「殺菌効果」がある点もポイントのひとつ。

唾液の分泌量が増えることによって、お口の中のトラブルを予防してくれるでしょう。

いびきや無呼吸症候群の改善

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いびきや無呼吸症候群でお悩みの方は、舌回しを実践してみると良いかもしれません。

慢性的ないびきや、睡眠時に呼吸が停止してしまう無呼吸症候群は、気道が狭まってしまうことが原因。

気道が狭まってしまうのは、舌の位置が下がってしまう「低舌位(ていいぜつ)」による影響です。

舌回しによって、舌の筋肉が鍛えられると、舌が正しい位置に安定します。

そのため、いびきや無呼吸症候群の症状を軽減できるでしょう。

滑舌の改善

滑舌の悪さには、さまざまな要因があります。

噛み合わせの問題はもちろん、舌の筋力が衰えることによって、うまく話せなくなってしまうケースも。

日常的に舌回しのトレーニングをすることで、舌の筋力がアップし、スムーズに話せるようになるはずです。

咀嚼力の向上

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舌回しには、噛む力を向上させるというメリットがあります。

意識して口周りの筋肉を鍛えない限り、少しずつ口元の筋力は衰えていくものです。

しかし、定期的に舌回しを行うことによって、表情筋や顎の筋肉・口周りの筋肉を鍛えることができます。

美容的な効果

舌回しのメリット6つ目は、美容的な効果を得られる点です。

普段使うことの少ない顔周りの筋肉が鍛えられるので、ほうれい線やシワの予防に効果を発揮します。

また舌回しは、左右の筋肉を均等に鍛えるため、顔の歪みを防ぐことも可能です。

それだけでなく、年齢を重ねると「舌骨」が垂れてくるため、二重あごが気になってくることも。

しかし、舌回しで舌骨を引き上げられるので、悩んでいた二重あごの症状が軽減されるはずです。

舌回しを行う上で注意点はある?

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舌回しのメリット・デメリットがわかったところで、注意点についても確認していきます。

まず1つ目は、痛みを感じた場合は中止することです。

痛みを感じる理由はさまざまですが、やりすぎて筋肉が疲労したり、顎関節に負担がかかっていたりするケースがあります。

特に、顎関節症を患っている方は、症状が悪化するため注意しなければなりません。

また、口内炎や歯周病などの口内トラブルによって痛みが出る場合も。

痛みがおさまるまで、舌回しは中止するようにしましょう。

2つ目の注意点は、継続することです。

舌回しは、長期的に続けることで効果を発揮します。

「気が向いた時だけ」「思い出したらやる」という方法では、メリットを得ることはできません。

1日3回、1セット20回を目安に行うと良いでしょう。

まとめ|舌回しにはデメリットもあるがメリットも多い

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本記事では、舌回しのデメリット3選や6つのメリット、舌回しを行う上での注意点について詳しく解説してきました。

舌回しには、数多くのメリットがあることがわかりましたね。

噛み合わせのズレを予防や唾液の分泌量を促進してくれるため、舌が正しい位置に安定し、むし歯や歯周病のリスクが減るでしょう。

その一方で、舌回しのやりすぎは、顎にかかる負担が大きくなったりエラが張って顔が大きく見えたりするデメリットもあります。

1日3回、1セット20回を目安に、継続して行うことがおすすめです。

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