「歯列矯正をすると、ほうれい線が消えた人がいるって本当?」
「歯列矯正で、ほうれい線が目立つようになることもあるの?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
歯列矯正を検討する理由はさまざまですが、やはり多くの方が「見た目の問題」を気にしているはずです。
そのため、ほうれい線が消えたり薄くなったりするなら、歯列矯正をしたいと考える人もいるでしょう。
しかし、歯列矯正の本来の目的は、歯並びや噛み合わせを改善することです。
また、口元のコンプレックスを解消し、口腔内の健康を向上させます。
そのため、歯列矯正によって、必ずしも「ほうれい線が消える」というわけではないため注意しなければなりません。
ただし、歯列矯正によってほうれい線が消えたり薄くなったりするケースがあるのも事実です。
そこで本記事では、ほうれい線が目立つ歯並びや、歯列矯正でほうれい線が消えたり目立たなくなったりする理由について詳しく解説していきます!
ほうれい線ができる原因

そもそも、ほうれい線はなぜできるのでしょうか?
ほうれい線ができる原因はさまざまです。
例えば、年齢による肌のたるみや皮下脂肪の減少、生活習慣や加齢による表情筋の衰えなどがあります。
また、紫外線や乾燥も、ほうれい線の原因のひとつ。
このように、たくさんの要因が組み合わさることで、ほうれい線ができてしまいます。
ほうれい線が目立ってしまう歯並びは「口ゴボ」や「出っ歯」
ほうれい線が目立つ、目立たないというのは、個人差による部分も大きくなります。
ただし一般的には「口ゴボ」や「出っ歯」は、ほうれい線が目立ちやすい歯並びとなっているため注意が必要です。
口ゴボとは別名「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」とも呼ばれており、横から見ると、鼻先よりも唇が前に出ている状態です。
出っ歯は、上の前歯が下の前歯よりも4mm以上出ていること。出っ歯の基準はそれだけでなく、顎の骨の位置や歯の傾き、Eラインなども併せて判断します。
出っ歯についての詳細は、下記の記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。
出っ歯はどこからが出っ歯なの?判断基準や放置するリスク・治療法を解説!
口ゴボと出っ歯を同じものと捉えている方もいますが、口ゴボは上下どちらの歯も前方に突き出している状態です。
一方で出っ歯は、上の前歯だけが前方に突き出していたり傾いていたりします。
それではなぜ、このような歯並びの場合、ほうれい線が目立ってしまうのでしょう?
これは、口元が前方に突出しているため、頬と口元の段差が大きくなってしまうためです。
また、口が閉じにくいことで、口周りの筋肉に負担をかけ続けています。
筋肉に余計な負担をかけ続けていることで、皮膚のたるみの原因にもなり、ほうれい線を進行させることになっているのです。
歯列矯正でほうれい線が消えた?目立たなくなる理由

歯列矯正でほうれい線が消えたり目立たなくなったりするケースもあります。
ほうれい線が濃くなると、老けた印象を与えてしまうため、悩んでいる方も多いはずです。
歯列矯正がほうれい線に効果的な理由には、下記の3つがあります。
- 口周りの筋肉が正しく使えるようになるため
- 左右のバランスが良くなるため
- 口呼吸から鼻呼吸に変わるため
ひとつずつチェックしていきましょう。
口周りの筋肉が正しく使えるようになるため
歯列矯正でほうれい線が消えたり目立たなくなったりするのは、口周りの筋肉が正しく使えるようになるためです。
歯並びや噛み合わせが良くなることで、表情筋が鍛えられます。
これまでうまく使えていなかった「口周りの筋肉」が正しく使えるようになり、顔全体を引き締めてくれるのです。
左右のバランスが良くなるため

歯並びや噛み合わせが悪い場合、多くの人が「片方の歯」で食事を噛んでいるはずです。
この癖が長期化すると、左右どちらかのほうれい線が目立っているはず。
しかし、歯列矯正で理想的な歯並びになると噛み合わせも改善されて、両方の歯で咀嚼できるようになるため咀嚼筋も鍛えられます。
口周りの筋肉をバランス良く使えるようになった結果、ほうれい線が目立たなくなることもあるでしょう。
口呼吸から鼻呼吸に変わるため
歯並びや噛み合わせが悪い場合、鼻呼吸ができず、口呼吸をしている人も多くなります。
口呼吸は、口周りの筋肉を衰えさせてしまう原因のひとつ。
しかし正しい歯並びになると、自然と鼻呼吸ができるようになり、フェイスラインがスッキリしたり頬が引き締まったりする効果も。
口呼吸のデメリットについては、下記の記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
歯列矯正でほうれい線が目立つこともある?
歯列矯正で口周りの筋肉がきたえられることによって、ほうれい線が消えたり目立たなくなったりするケースがある一方、目立ってしまう可能性もゼロではありません。
特に、口元の突出感のないケースで、必要のない抜歯を伴う歯列矯正を行なった場合には、ほうれい線が濃くなってしまうケースもあります。
基本的に歯列矯正は「歯並び」と「噛み合わせ」の改善を目的としていますので、ほうれい線について気になっている方は、事前に医師に相談してみると良いでしょう。
また、矯正治療は、専門的な知識と技術が必要となります。
経験豊富で信頼できる医師に、抜歯が必要か否かを含め、適切に診断・治療してもらうことが何よりも重要なポイントです。
「矯正治療を検討しているけれど、ほうれい線が目立つようになったらどうしよう…」
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まとめ|歯列矯正でほうれい線の悩みが解消できるケースもある

本記事では、歯列矯正でほうれい線が消えたり目立たなくなったりする理由や、ほうれい線が目立つ歯並びなどについて詳しく解説してきました。
ほうれい線が目立ち、老けて見える理由は、加齢によるものだけではありません。
歯並びが影響しているケースや普段の生活習慣、乾燥や紫外線なども原因となっていることがわかりましたね。
歯列矯正を行うことで、口元の筋肉やバランスが整い、ほうれい線が消えたり目立たなくなったりするケースもあります。
コンプレックスが解消されて、表情も気持ちも明るく、前向きになるはずです。
ほうれい線が気になる方は、ぜひ歯列矯正を検討してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。