「虫歯にならない人って、どんな特徴があるの?」
「毎日必ず歯磨きしているのに、すぐ虫歯になってしまう…」
このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
虫歯にならないよう、しっかりと口腔ケアをしているのに、なぜかすぐに虫歯になってしまうという人もいるはずです。
その一方、あまり歯磨きしていないのに、虫歯になりにくいという人がいるのも事実。
これには、それぞれの歯の質や生活スタイルなどが大きく影響しているのです。
そこで本記事では、虫歯にならない人の特徴や虫歯になりにくい生活スタイルについて詳しく解説していきます。
虫歯にならない人の5つの特徴
虫歯にならない人やなりにくい人には、どのような特徴があるのでしょう。
代表的な特徴は、下記の5つです。
- 虫歯菌の数が少ない
- 歯並びや噛み合わせがきれい
- 歯質が強い
- 鼻呼吸の習慣がある
- 唾液の分泌量が多い
ひとつずつ確認していきましょう。
虫歯菌の数が少ない

虫歯にならない人、なりにくい人の特徴1つ目は、虫歯菌の数が少ないことです。
虫歯菌の数が少なければ、歯を溶かす「酸」を作り出す機会が減ります。そのため、虫歯になるリスクが軽減できるのです。
それではなぜ、虫歯菌が少なかったり多かったりするのでしょう?
虫歯菌の数は、体質や生活習慣(食生活や水分補給など)など、さまざまな要因によって異なります。
例えば、常に甘い飲み物ばかり飲んでしまう方は、口内が酸性に保たれてしまうため虫歯リスクが高まってしまうのです。
歯並びや噛み合わせがきれい

歯並びや噛み合わせがきれいな人は、比較的虫歯になりにくいといえます。
ガタガタした歯並びの場合、重なり合っている部分が多いので、磨き残しが増えますよね。
歯並びが悪いと、歯並びがきれいな人と比べて、虫歯になる可能性が高くなってしまうのです。
また、正しい噛み合わせが悪いと、特定の歯だけに大きな負担がかかります。そのため、歯のひび割れが起こりやすくなってしまうのです。
歯質が強い
歯質が強い人は、虫歯にならなかったり、なりにくかったりします。
そもそも「歯質」とは、歯を構成する物質のことで、歯の硬さや強度を左右する重要なもの。
外側から順に「エナメル質」「象牙質」「歯髄」の層で構成されています。
中でも、エナメル質・象牙質が強い場合は、虫歯菌の元となる「酸」からの攻撃に耐えやすいでしょう。
したがって、エナメル質や象牙質が弱い方は、酸の攻撃に弱いため虫歯になりやすくなってしまうのです。
鼻呼吸の習慣がある
鼻呼吸が習慣化している場合は、口呼吸の人と比較して、虫歯にならないのが一般的です。
鼻呼吸には、さまざまなメリットがあります。
- 虫歯や歯周病になりにくい
- 舌の位置が安定する
- 口腔内の乾燥を防ぐ
- 細菌感染リスクが低い
このことからもわかるように、口呼吸の方は口腔内が乾燥しやすいため、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
口呼吸のデメリットについては、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
唾液の分泌量が多い
虫歯にならない人、なりにくい人の特徴5つ目は、唾液の分泌量が多い人です。
唾液には、殺菌作用や自浄作用があります。そのため、分泌量が多い場合には、細菌の繁殖を防いでくれるのです。
また、唾液には「再石灰作用」があるのもポイント。
歯のエナメル質が溶け始める状態のことを「脱灰」と呼びます。エナメル質が弱くなると、虫歯になりやすいことは上記でも触れました。
エナメル質を修復させる働きが「再石灰化」です。唾液には再石灰作用がありますので、歯の表面を修復してくれるでしょう。
虫歯になりにくい生活スタイルとは?
ここからは、虫歯になりにくい生活スタイルについて解説していきます。
虫歯になりにくい生活習慣を知っておけば、普段から気をつけることができるので安心です。
- 丁寧で正しい歯磨き
- 食生活の見直し
- 生活習慣の改善
- 定期的に歯科医院を受診する
順番に見ていきましょう。
丁寧で正しい歯磨き

虫歯予防として効果的なのは、やはり食後の歯磨きです。
正しいブラッシング方法で、丁寧な歯磨きを心がけましょう。
「毎日しっかり歯磨きしているのに、虫歯になりやすい」という方は、正しいブラッシングができていなかったり磨き残しがあったりするのかもしれません。
また、歯ブラシだけでは落としきれない汚れがあるのも事実です。
デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用して、時間をかけて磨きましょう。
歯磨きしても虫歯になる原因についての詳細は、下記の記事でまとめています。
ぜひ参考にしてくださいね。
歯磨きしても虫歯になる理由とは?虫歯予防のポイントについて解説!
食生活の見直し
食生活を見直すことも、虫歯予防につながります。
特に、糖分の多い食べ物を控えることで、虫歯になるリスクを軽減できるはずです。
キャンディやチョコレート・スナック菓子はもちろん、ジュースなどの甘い飲み物の中にも、糖分は多く含まれています。
また、間食の回数にも気をつけなければなりません。
間食が多いと、その度に口内の酸性度が高まってしまうので「1日2回まで」など、回数を決めるようにしましょう。
生活習慣の改善

生活習慣を改善することも、虫歯予防に効果的です。
睡眠不足や不規則な生活は、身体の免疫力が弱まってしまいます。
抵抗力が弱まると、細菌に打ち勝つことができなくなるので、虫歯や歯周病になるリスクが高まってしまうのです。
たっぷりの睡眠と、規則正しい生活を意識することで、免疫力アップにつながります。
ストレスを溜め込むのもNG。自律神経が乱れ、免疫力が低下してしまうため、自分なりのリラックス方法を取り入れるようにしましょう。
定期的に歯科医院を受診する
虫歯になりにくい生活スタイル4つ目は、定期的に歯科医院を受診することです。
どれだけ丁寧に歯磨きしていても、自分では気づけないこともたくさんあります。
年に3回〜4回は歯科医院を受診し、セルフケアではカバーできない汚れを落としてもらいましょう。
虫歯になりにくい人の多くは、定期的に歯科医院を受診し、正しいブラッシングの指導を受けたり虫歯になりそうな歯(要観察歯)に気づけていたりします。
定期的にメンテナンスをしてもらうことで、歯の健康も大きく向上するはずです。
「正しいブラッシングを身に付けたい!」
「虫歯になっていないか、定期的に確認してもらいたい」
という方は、ぜひ「のざき歯科・東広島おとなこども矯正歯科」にご相談ください!
歯並びが悪いことによって、虫歯になってしまう人も少なくありません。矯正治療を行うことで、虫歯の悩みを解消できるケースもあります。
当院では、年間200症例以上のダイヤモンドドクターが矯正治療を担当いたしますので、小さなお子さまから大人の方まで安心して通っていただけます。
また、費用面が不安という方も多いですよね。
のざき歯科・東広島おとなこども矯正歯科では、通院ごとの調整料がかからない「トータルフィー制度」を採用。費用に関する悩みも軽減できるはずです。
もちろん、虫歯や歯周病治療も可能ですので、矯正治療中でもワンストップで対応することができます。
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まとめ|虫歯にならないために歯科医院を受診しよう

本記事では、虫歯にならない人・なりにくい人の5つの特徴や、虫歯になりにくい生活スタイルについて詳しく解説してきました。
「毎日しっかり歯磨きしているのに、虫歯になりやすい」という人もいれば「1日1回の歯磨きでも、虫歯にならない」という人がいるのも事実です。
これは、歯の質や生活スタイルなどが大きく影響しています。
また、唾液の分泌量が多く、歯並びや噛み合わせがきれいな場合は虫歯になりにくいこともわかりましたね。
虫歯になりにくい環境を作るためには、食生活や生活習慣の見直し、正しいブラッシングで歯磨きを行うことが大切です。
そして何より、定期的に歯科医院を受診することがおすすめ。
自分では気づかない細かい部分も、隅々までチェックしてもらえます。
虫歯予防のために、歯科検診を上手に活用しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。