「八重歯は矯正した方がいい?」
「マウスピース矯正で治療できる?」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
八重歯は、非常に愛嬌があって親しみやすく、チャームポイントとして捉える人が多いですよね。
しかし、海外では「矯正すべき歯並び」として認識されており、多くのご家庭では小さいうちに矯正するのが一般的です。
日本でも「八重歯がコンプレックス」という方も多くなっています。
八重歯矯正はした方が良いのでしょうか?また、矯正方法には、どのようなものがあるのでしょう。矯正は、高額になるイメージがあるため、なかなか踏み切れないという方もいるかもしれません。
そこで本記事では、八重歯になる原因や八重歯矯正の種類、それぞれの費用相場について詳しく解説していきます。
八重歯になる原因とは?

そもそも八重歯になる主な原因のひとつは「顎の小ささ」です。
顎が小さいことによって、歯が並ぶスペースが少なくなってしまいます。永久歯の本数は、親知らずを含めると、全部で32本。
顎が小さい場合、限られたスペースに歯が並ぶため、前後にズレた状態で生えてしまいます。
また、乳歯が抜けるタイミングが遅い場合にも、注意しなければなりません。
乳歯がなかなか抜けないと、永久歯が生えてくる際のスペースが確保できずに、上の方向に押されてしまいます。その押し出された歯が、八重歯となってしまうのです。
八重歯矯正の種類は?
実際に八重歯矯正を行うためには、どのような方法があるのでしょうか。
八重歯矯正の方法は、主に下記の2つです。
- ワイヤー矯正
- インビザライン(マウスピース矯正)
ひとつずつ確認していきましょう。
ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる突起のある矯正器具を装着し、突起にワイヤーを通すことで歯を動かす歯列矯正です。
矯正といえば「ワイヤー矯正」を思い浮かべる方が多く、古くからある矯正方法となっています。
ワイヤー矯正のメリットは、自身で取り外すことができないため、自己管理の必要がない点です。
また、幅広い症例に対応できるのも大きな魅力。細かい調整がしやすく、効率的に歯を移動させることができます。
その一方、ワイヤーの強い力を加えて歯を動かすことになるため、痛みを感じやすいというデメリットも。口を開くと矯正器具が目立ってしまう点を気にする人も多いでしょう。
インビザライン(マウスピース矯正)

インビザラインとは、透明のマウスピースで歯列矯正を行う方法です。ワイヤーを使用しないため目立ちにくく、周りの目を気にする必要もありません。
八重歯の飛び出し具合が少なかったり、八重歯以外の歯の重なり度合いが軽度だったりする場合には、インビザラインでも対応可能です。
ただし、自分自身での判断は難しいため、まずは歯科医院に相談してみるようにしましょう。
インビザライン(マウスピース矯正)で八重歯を治療するケース
「インビザラインで八重歯矯正ができるなら、検討したい!」という方も多いのではないでしょうか?
ここからは、インビザラインで八重歯を治療するケースについて詳しく解説していきます。
インビザライン(マウスピース矯正)のメリット
インビザライン(マウスピース矯正)で八重歯を治療するメリットは、他の人の目を気にすることなく歯列矯正ができることです。
透明なマウスピースを装着するため、目立つことはありません。
また、取り外しが可能となっているので、歯磨きや食事は普段通りにできるのも大きな魅力。
ワイヤー矯正と比較して、痛みが小さいことも、メリットといえるでしょう。
インビザライン(マウスピース矯正)のデメリット
インビザラインで八重歯矯正をするデメリットは、担当するドクターの力量によって、適応できる症例が限られてしまうことです。
「それほど歯並びが乱れていないから、インビザラインで八重歯矯正したい」と思っても、インビザラインの知識が少ない先生であれば「ワイヤー矯正でしか治せない」と言われてしまうケースも少なくありません。
また、インビザラインでの歯列矯正は、自己管理が重要なポイント。1日20時間以上の装置が推奨されています。「外出時に装着し忘れた」「マウスピースを装着しないまま眠ってしまった」ということがあれば、治療期間が延びてしまう恐れも。
ワイヤー矯正と比べて、自己管理が大変と感じる方も多いかもしれません。
治療期間はどれくらい?

インビザライン(マウスピース矯正)の治療期間は、おおよそ1年〜3年となるのが一般的。
もちろん、矯正を行う範囲やそれぞれの歯の状態によって、治療期間は異なります。
費用相場は?
インビザラインによる八重歯矯正の費用相場は、約60万円〜120万円程度です。
治療期間と同じく、矯正の範囲や症状などによって、費用が前後することを覚えておきましょう。
ワイヤー矯正で八重歯を治療するケース
続いては、ワイヤ矯正で八重歯を治療するケースについてチェックしていきます。
ワイヤー矯正のメリット
ワイヤー矯正のメリットは、多くの症例で対応可能な柔軟さです。
マウスピース矯正が難しい歯並びでも、ワイヤー矯正であれば矯正できる場合もあります。
それだけでなく、面倒な自己管理が必要ないことも嬉しいポイント。一度装着すると、自分で取り外すことはできないため、ワイヤーの洗浄や装着時間を気にする手間も省けます。
ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正で八重歯の治療を行うデメリットは、矯正器具が目立ってしまうことです。
また、食事や歯磨きのしづらさも、ワイヤー矯正に踏み切れない理由のひとつかもしれません。
マウスピース矯正と比較して、痛みや違和感が出やすい点にも注意が必要です。痛みは長期間続くものではありませんが、ピークには強い痛みを感じることもあるでしょう。
治療期間
ワイヤー矯正で八重歯の治療をする場合、治療期間は、おおよそ1年〜3年です。
これは「表側矯正」の場合。裏側矯正を選択した際の治療期間の目安は、2年〜3年となるでしょう。
ただし、軽度の八重歯であれば、さらに治療期間が短くなるケースもあります。
費用はどのくらいかかる?

ワイヤー矯正で八重歯を治療する際の費用についても気になるところです。
表側矯正の場合は、約70万円〜130万円。目立ちにくい裏側矯正であれば、100万円〜170万円前後となるケースが多いでしょう。
また、部分矯正で対応できる場合の費用目安は、40万円〜70万円程度となるのが一般的です。
八重歯は部分矯正できる?

「八重歯だけの矯正って可能なの?」「部分矯正できる症例とできない症例の違いって?」
このような疑問をお持ちの方も多いですよね。
自分が気になっているのは「八重歯」だけ。他の歯並びは、それほど乱れていないというケースもあるかもしれません。「できれば部分矯正で対応してもらいたい」と考える方もいるでしょう。
そもそも、八重歯は部分矯正できるのでしょうか?
八重歯は部分矯正が可能です。
しかし残念ながら、全ての症例に対応しているわけではなく、さまざまな条件をクリアしなければなりません。
- 軽度の八重歯であること
- 不足しているスペース(前歯)が3mm以下
- 噛み合わせに問題がないこと
などがあります。
自分では判断しにくい場合も多いため、まずは歯科医院で相談・検査してもらうと良いでしょう。
「八重歯で悩んでいる」「八重歯をマウスピースで矯正したい」「マウスピース矯正が可能かどうか診てもらいたい」とお悩みの方はぜひ、のざき歯科・東広島おとなこども矯正歯科にお任せください!
当院では、年間200症例以上のダイヤモンドドクターが矯正治療を担当いたしますので、他院ではマウスピース矯正では治らないと言われた八重歯であっても対応可能なことがほとんどです。
「ワイヤー矯正でしか治せない」と言われた方も、ぜひ一度ご相談ください!当院のマウスピース矯正なら、通院頻度も「2~3ヶ月に1度」で済みます。
また、費用面が不安という方もいるはずです。
当院では、通院ごとの調整料がかからない「トータルフィー制度」を採用。費用に関する悩みも軽減できるはずです。
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むし歯や歯周病治療も可能ですので、矯正治療中でもワンストップで対応できます。
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まとめ|八重歯矯正を検討したときは歯科医院に相談しよう
本記事では、八重歯になる原因や八重歯矯正の種類、部分矯正は可能なのかについて詳しく解説してきました。
八重歯になる原因は「顎の小ささ」や「乳歯の抜けるタイミング」であることがわかりましたね。
八重歯矯正の方法には、ワイヤー矯正とインビザライン(マウスピース矯正)があり、それぞれ特徴や費用・適用できる症例などが異なります。
自分では判断できないケースも多くなりますので、まずは歯科医院に相談してみると良いでしょう。
八重歯は、愛嬌があってチャームポイントとなりますが、コンプレックスに感じているという人も少なくありません。
八重歯でお悩みの方はは、ぜひ「のざき歯科・東広島おとなこども矯正歯科」にご相談くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。